2500,練成体験感想文

10月短期

私は韓国から来ており、
両親の勧めで研修生をしております。

短期練成会の初日、岡田浩二講師が話されていた
「本質的に悪い人間はいない」
ということが 特に心に残りました。
講話の中で
「二元論の中でも最も代表的なのが善悪二元論だ」
と仰いましたが、私はまさにその代表的な
善悪二元論者でした。世の中には敵がいて、
悪い人を打ち倒さなければならないと考えていました。

練成会2日目の食事中、
研修に関わる職員の方とこんな話をしました。
私が昔働いた職場は雰囲気が本当に厳しくて、
先輩に1度教えてもらった仕事をすぐにうまくできないと、
叱られていたという話です。
その職員の方は「そんなに怖がりながら
一度で確実に覚えなくてもいいんです。
自分のペースで、何度も繰り返して覚えても大丈夫です」
と言ってくださいました。

きっと教える立場からすれば、
私が1度で覚えたほうが助かるはずなのに、
そのように言ってくださったのは私を安心させ、
心を楽にしてくださるためだったと思います。

そしてその方だけでなく
宇治別格本山に来てから出会ったすべての方々が同じでした。
完璧にできなくてもいつも変わらず愛されている
と感じて私は今、本当に幸せです。
どうして私は今までの叱られる環境から
こんなにも常に愛される環境へと変わる事が出来たのか、
それはきっと私の心が大きく変わってきたからだと思います。

かつての私は厳格な道徳主義者でした。
自分が考える道徳的な基準から外れる人を見ると、
心の中で裁く習慣があったのです。
いつも「自分は正しい、相手は間違っている」
と思っていたので、心の中で相手を叱っていたのです。
だから私は心の現われで、
自分もまた 叱られ続けるしかなかったのです。

そして今日の浄心行の時、
私はこれまで許せなかった思いをすべて紙に書き出しました。
先月の浄心行では先導の方が
「私は貴方を赦しました。貴方も私を赦しました」
と言われた時、涙が溢れそうになりました。
私はこれまで赦せなかった人たちを赦し、
私自身も赦されたいと思っていたのです。
しかしその時は恥ずかしくて涙を堪えてしまいました。

ところが今回の浄心行では、「病はない」と叫んだ時、
涙が思わずこぼれてしまいました。
病と言えば身体の病も心の病も含まれるでしょう。
その言葉を叫んだ瞬間、
身体と心の病から解放されるような感覚がありました。
誰かを心で縛って苦しんでいたのですが、
「悪もなく、神の子しかいないのだ」という思いが湧いてきて、
本当にありがたい気持ちになりました。

こうして感謝と愛に満ちた生活を送る事ができるように、
私に温かい愛の心を惜しみなく表現してくださった皆様に、
心から感謝いたします。


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