1110肺癌の影が消え、再び生かされる使命を与えられた!  

 

  昨年10月に人間ドックを受けた際に、病院から即座に
「異常がありますから直ぐに精密検査に来て下さい」と連絡がありました。

 精密検査を要する個所は数ヶ所ありましたが、特に呼吸器科の医師より
「肺癌の疑いが90パーセントの確率です」と宣告され、もう目の前が真っ白になり、
帰りはどのようにして家路に着いたか覚えていないほどでした。

 私は三人兄弟の長女として生まれましたが、長男は一昨年の11月に勤務中に事故死をしており、
次男も8年前に過労により突然死をしています。
「今度は私が死ななければならないの?」と思ったのと同時に母の顔が浮かんできました。

「母より先に死ぬことは出来ない。これ以上悲しい思いをさせたくない」
と仏間に座り、泣いていた時です。

 そうだ、私には「生長の家」があると思い、総本山には電話で神癒祈願をお願いし、
宇治のホームページを開くと、ちょうど練成中だということが分り、気が付いた時には
列車に飛び乗っていました。

 個人指導をお願いすると、山口講師が担当して下さいました。
色々とご指導を頂きましたが、中でも「癌になったら、ガンガン喜んで、ガンガン笑うことですよ」
と言われたことに戸惑いを感じました。
しかし、「信仰というのは、神様のおっしゃることを〝拝″と素直に行じることだと
谷口先生は教えて下さっておりますよ。まずは信じて下さい。
人間の寿命は生まれた時にほぼ決まっているそうですが、
愛行をして徳積みをされていたり、この世に使命があれば生かされるそうです」
とご指導して下さいました。

 また、帰り際には「僕は影は消えていると思いますよ。それがいつの時期か分りませんが、
Fさんにとって一番良い時期に叶えて下さいますよ。ですから、明るい心で普段と同じ生活をして下さい」
とおっしゃいました。

 その通り行じていましたが、毎日夕方になると微熱が出て、
布団に入るとお腹がよじれるほどの咳がとまりませんでした。

 12月24日の勤務中には、潜血尿が数回出て、激しい腹痛も伴いました。
でも、不思議に不安はなく、『甘露の法雨』や続々『甘露の法雨』の文章が頭に浮かび、
「あ、良くなっていくのだな」と実感し、その度に「ありがとうございます」と唱えていました。

 主人の許可を頂いて「初詣練成」にも参加し、「浄心行」や、「先祖供養」もさせて頂きました。
1月5日に再度病院を受診すると、本当に影は消えていました。
しかし、家族の強い希望もあり、セカンドオピニオンで、長女の勤めている
大学病院でも検査をして頂きましたが、全く問題ありませんとの回答でした。

 この時の嬉しい気持ちを抑えきれず、今度は宇治にお礼に行きたいと強く思い、
主人にお願いすると嫌な顔もせず、「いいよ、行っておいで」と返事を下さいましたので、
感謝とお礼のために十日間の練成会に参加させて頂きました。


宇治練成体験談 トップ


©生長の家宇治別格本山