『 宇治だより 』  宇治を愛する人  

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『宇治だより』 第25号  昭和62年7月1日 

  宇治別格本山と共に

    長老  河田亮太郎


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合掌 ありがとうございます。
此の度宇治別格本山より宇治を愛する人をテーマにして一筆書くようにとの通知があり、思うが侭に書かして頂きます。お許し下さい。

私は宇治別格本山を限り無く愛する一人であると申しましても決して過言では無いと思います。大阪教区豊能相愛会長時代思えば今を去る三十四年前総裁谷口雅春先生(谷口雅春大聖師)谷口輝子先生御二方の御愛念により現在の宇治別格本山の敷地が御選定されたのであります。

御購入された当時は誰一人も住みおらず「福田山王荘」「現在の智泉荘」を留守番人として今は亡き直江平十郎先生、大阪の稲岡福蔵先生、と小生の三人が替るがわるに留守番をしていたのです。
吾々の三度の食事は宇治の誌友で今は亡き中村隆子様が毎日御親切に持ち運びして下さいました。只々感謝の念のみで今でも忘れません。

三十一年八月に第一回盂蘭盆供養大祭が実施されました。
御先祖供養霊牌が二十数万が供養せられ大変御盛会に行なわれました事を思い出します。
宝蔵神社~精霊招魂神社~全国流産児無縁霊供養塔~入龍宮幽斎殿~末一稲荷神社と次々と御造営されて参りました。

吾々生長の家信徒としては誠にうれしい限りであります。
又宇治を愛せずには居られません。私は入信させて頂いてより地区青年部長~相愛会長~地区連合会長~講師会長~県連合会長~教化部長としての在任中は只々無条件にて宇治別格本山を心の底から愛して参りました。
現在でも変わりはありません。
但し講師会長以降の事であります。
愛することは理屈ではありません。
総裁谷口清超先生は宇治は生長の家{信徒誌友}の仏間であると誠に有難いお言葉をいただきました。
入夏の盂蘭盆供養大祭がとてもうれしく有難いことです。
今は亡き八百半の和田良平さんを後藤ヒヨコの後藤静一さんと毎年極ったように大祭時には静山荘で同じ部屋で宿りました。三人は異口同音にて宇治が年々発展して夏の大祭が盛大に行なわれることはとてもうれしいねとふとんの中でお互いに話し合ったことを今思い出しても宇治を愛さずにはおられません。

又、私は宇治の練成会に出講させて頂き参加者の皆様に話をさせて頂くことがとても楽しみです。それも宇治を愛する心の現れでしょう。
今後共宇治を愛する心で大いに頑張らせて頂きます。
ありがとうございました。以上

 

 

 

 


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