852結婚が決まった翌日に癌の宣告
悲しみのどん底で照らされた真理の光!

10月一般練成会 発表日:H25.10.22

○癌になり2度目の10日間練成を受けた。癌に感謝した。

今回は、23日に甲状腺癌の手術が決まっていたので、その前に受けることにしました。
結婚前に病気が見つかり、身が引きちぎられる思いで参加した
2月の練成会から、2度目の10日間練成参加となりました。

その時は結婚に際して職場もうまく辞めることが出来ず、
ありとあらゆる不幸がいっぺんに襲ってきた気がして、
何故結婚するのかも分からなくなってしまっていました。

練成の前半は赦しきれていなかった人達が、実は素晴らしかったことと、
現象的なものばかりを見ていた自分に気付き、本当に申し訳なかったと思ったと同時に
感謝せずにはいられなくなりました。

浄心行の日は、朝から何故か聖歌を歌っていても涙が出て仕方ありませんでした。
いざ、浄心行用紙に思いの丈(たけ)を書き出したら、
自分に対して責める言葉ばかりを殴り書きしていました。
こんなにも自分を傷付けていたのだ。
私はいつも自分の外に原因を探していたのだ。

浄心行中、聖経『甘露の法雨』を読み始めたら、一言一句が刺さるように自分の中に入って来て、
悲しいのと苦しいのと嬉しいのとが込み上げてきて何度も吐きそうでした。

いつも回りの人や物や事に沢山の文句を言ってきた自分。
私が作った病気でした。
生み育ててくれた両親に申し訳ありませんでした。

でも、「ああ、自分はいつも神様に生かされ、与えられて、最善の道を歩んできたのだ」
「私が神の子でない時は一度もなかった」「いつでも実相は円満で完全だったのだ」
と思えた瞬間、嬉しくてたまらなくなりました。

両親に対し、こんな病気になってしまって申し訳ないと思っていた自分も、
私を心配する両親もいなかったのだ。
常に神様に護られて、共にいるのだと分かりました。

いつも太陽のように接してくれる主人に対して、引け目を感じていた私もいない。
いつでも全力で応援してくれる両親には本当に感謝してもしきれない。
そして、結婚前に癌が分かったにも関わらず、喜んで私を受け入れて下さった
主人と主人の両親の偉大さを感じると共に、心からの感謝の言葉を伝えに行きたくなりました。

この日以来、「ありがとう」 という言葉が自分の中にグッと入って来たのを感じています。
何て幸せな道を歩んでいるのだろう。神様の祝福を受けているのを感じ、嬉しくて有難くて、
笑う練習をするのも、とても楽になりました。

癌にならなかったら母がやっていてくれた生長の家の御教えにも触れることはなかったでしょう。
結婚して間もないけれど、生長の家を知らなかったら、結婚生活における当たり前と思っていた事を
二人で出来ることに喜びを感じえなかったに違いありません。
この御蔭で、いつも信じて待っていてくれる主人に対して、美点を見出せる私もいるのです。

練成会に来て、真理を学ぶことが出来て、本当に良かったです。
結婚が決まった次の日に「癌に間違いないでしょう」と言われて、
こんな不幸な花嫁はいないと思っていたけれど、神様からの最高の結婚祝いを頂いたのだ。
これから、このお返しを多くの方にしていきたい。
三正行をして、真理を学んで、お役に立てる仕事をしていきたい。
そして、喜びに満ち溢れる家庭をつくりたい。絶対安心の気持ちで神様におまかせして、
喜んで手術を受けます。

最後になりましたが、いつも神の子を拝んで、熱意溢れる講話をして下さった諸先生方、
職員や研修生の皆様、そして、元気と希望をくれた他の練成員の皆様に心より感謝申し上げます。
有難うございました。