2082感謝誦行四千万回が教えてくれたこと。
   理念としての人間―感謝の理念を生きる。

体験感想文

 平成28年4月に父の脳梗塞による緊急入院で『生命の実相』を読み始め、
同年9月に宇治短期練成会に初めて参加して、「感謝誦行」に出会いました。

その練成会直後から、1日2万回~3万回を目途に
「ありがとうございます」を唱え、先日、4千万回に達して、
その4千万回の「感謝誦行」が教えてくれたことを書かせていただきます。

『新版真理第二巻』の243ページに、
「理念としての人間は永遠不滅で霊的実在である」
と谷口雅春先生は書かれています。

つまり意識の拡大→理念の拡大→理念を生きる→理念としての人間→霊的実在を生きる。
この構図を感謝誦行に当てはめますと、「ありがとうございます」
と唱えると感謝の意識の拡大となり、繰り返し、
感謝誦行をすると意識の拡大から理念の拡大、
つまり感謝の意識が感謝という理念に昇華する。

即ち理念としての感謝と一体となり、感謝という理念を生きる。
「ありがとうございます」と唱えると即身成仏ならぬ即身理念
つまり感謝という理念そのものになる。自己即感謝。
自己の本質が感謝であると認識すると唯心所現により、
理念なる感謝が機縁に触れて現象界に、感謝という事象として表出される。
簡潔に言うと神という光源に自己が感謝という事象を映し出すことになります。

今般、四千万回の感謝誦行が教えてくれたことは、
「有難うございます」は、神を現象界に表出させ、
真象として表出させるための鋳型であるということです。

感謝誦行で自らが感謝という心のレンズになって、
実相としての光(神)を現象に映し出す。 
そして感謝は大調和への道しるべですから,感謝誦行で自ら望む環境を、
創り出すことになります。そしてますます感謝したくなる、
感謝の円環現象が生じるのです。

実際に職場や家庭で問題が発生しても感謝誦行を続けることによって、
感謝という理念が全うされることになり感謝という光でもって
影である不調和やトラブルが雲散霧消してしまいます。 

そうした意味から、「感謝誦行」は、因縁因果を超えて、実相に超入して、
「ありがとうございます」の実相の光を時間空間の認識の形式において、
感謝されうる事象として映写して、現出させます。

このようにして、自我が滅却して、神のみこころそのままを生きることになります。
神のみこころを生きるとき、
そこに大調和の世界が顕現するのは至極当然であると思います。

長田講師は、講話で感謝→大調和→味方→天下無敵、
すべてが一体の生命の顕れの世界が現成して、
人生必勝の世界が展開すると説かれます。
感謝誦行で長田講師がお話しされる世界が、
本当に展開されることを実体験させていただいています。
長田講師の講話が真理講話と言われる所以ですが、私の信仰は長田講師、
の真理講話がその起点となっています。

そして、私のまわりに感謝したいことが豊満に充ち満ちて、
私の人生が光明化されました。


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