2007人生に光を当ててくれた研修生活を経て、恩送りを決意

一般練成会感想

 今回の練成会に参加した理由は、再び研修生になって奉職したいと思ったからです。

 私は今年の4月から10月にかけて6カ月間、
研修性として生活していたのですが、研修期間が終わり一旦実家に帰ってから、
自分は将来どうすればいいのかを考えていました。

地元で地方講師をしている母が、
「再び研修生をやってみたらどうなの?」と私に話かけてきました。
その言葉を聞いて 「つい最近まで心が荒んでいた自分を
前向きな性格に変えてくれた研修生活に恩義を感じているのだから、
今度はそれに報いるのもいいのかな」と私は思うようになりました。

 私は中学、高校と、当時嫌がらせを受けたことと、大学卒業後、
神主の資格を取ろうと思い進学した学校では、
想像以上にレベルが高い授業についていけなかったばかりか、
私の理解力が悪いのを見て、当時の先生に目の敵にされ、
ほぼ毎日のように怒鳴られたり、叩かれたりしたこと、
また同期の人達に「足を引っ張っているんじゃねーよ!」
と冷たい視線で見られたことが引き金となって、精神的に限界がきてしまいました。

心身共に疲れ切って生きた心地がしなくなった私は、
その年の9月から下宿の部屋に閉じこもり、授業に出席しない日が多くなりました。
結局、血のにじむような思いで勉強して入った大学を中退しました。

 中退してしばらく経って、今年の3月の練成会を10日間受講した後、
4月から研修生をさせていただくことになりました。

研修生になってからは、毎日朝5時前に起きて早朝行事、献労、神想観など、
夜の9時近くまで行三昧の日々を送っていたこともあってか、
「しんどいなー」と思うこともありましたが、“光明面”を観る生長の家の教えもあって、
自分が失敗してしまった時、目の敵にされていたあの頃とは違い、
みんなから励ましてもらえました。

心の中にあったわだかまりは完全とは言えないものの、殆ど消えていきました。
今思うと研修生をやって本当に良かったと思いました。

 自分の人生に希望を与えるきっかけを作ってくださった講師の方、
同期の研修生の皆さまに感謝しています。
今後は、自分と同じような境遇を過去に抱えている人達に教えを伝えて、
導いていけるようになれれば本望です。


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