1754 体験に失敗はない、自分を進歩させるものである


新入社員練成会感想文

 ありがとうございます。

会社から新入社員研修として今回の練成会に参加させていただきました。
初め参加する前は、正直、少々抵抗がありました。
しかし、宇治に着いてからは、「ここで何か一つでも良いから学び、それを実行することで、
自分を高め、会社・社会に貢献できる人間になれるように頑張りたい」という気持ちで参加いたしました。

様々な講話がありましたが、その中で一番私の心に残った話は、
「日時計主義の生活」についての講話です。
日時計主義とは、人や物事の悪い面ではなく、
明るい面、良い面に強い力で注目し、感謝する生活を実行し、継続することであると学びました。
例えば、「気にいらないな」と思う人がいたとしても、
その人の悪い面ばかり見ずに、 良い面を意識することです。
それは、鏡のように自分に返ってくるのだと教えられました。
実際、普段から人の悪口ばかりを言う人には、他者から悪口が返ってきて、人の良い面を見つけ、
伝えている人は、皆が良い印象を抱いているように思います。

今回の練成会でも、自己紹介をし、その自己紹介を聞いて、
その人の良いなと思った点を書いて相手に伝える場があり、皆の良い面に目を向けました。
すると、同じ会社のメンバーでもう知っていると思っていた人達にも、
こんな良いところがあったのかと新たな発見があり、
「こんな人達と一緒にこれから働けるのか。」と嬉しく感じました。
自分に向けられたコメントを読むと、
自分が気付いていなかった良い面が私にはあると知ることができました。
これからは、私も物事の良い面、人の良い面に意識を向けていきたいと思いました。

 また、「生活の智慧365章」に書かれていた、「体験に失敗はない」という話も印象に残りました 。
困難や失敗は、完全なるマイナスというものではなく、
そこから自分を進歩させるものであるということです。
今まで、何か失敗したりすると、ウジウジ考えてしまうクセがありました。
しかし、失敗に対してマイナスな感情で接するのではなく、
「何が原因か、どうしたら解決し、より良くなるか」と考え、
実行することで、失敗は人生のマイナスではなく、経験となるのだと思いました。
これから会社で働くにあたり、困難にぶつかったとしても、
自分自身を進歩させる経験なのだと考えながら生長し、
会社や社会に役立てるようにしたいと思いました。

この練成会で一番大切だと言われている「父・母への感謝」そして浄心行をして感じたことは、
今まで感謝しているつもりでしたが、両親にさらに「感謝したい。感謝しよう。」ということです。
両親がいたから、今の私がいるのだと思うことができて良かったです。

 


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