1685息子が気付かせてくれた実母の気持ち

H30初詣練成会感想文

 昨年の11月に息子が「生長の家に行ってみる」と言い出しました。
それは学生時代から自分が学んでいた哲学書では良くなって来ていない、
違っているのではないかと思ったらしく、仏教の本を買って読み、
疑問に思った事を私に訊ねてきました。
その時 「生長の家で教えてもらったら」 と私が言ったことも来る切っ掛けになったと思います。

 ただ、練成会では、もっとたくさんの講話や神想観に出るつもりで来ましたが、
風邪気味でもあったし、体調が悪かったようで、途中で帰りました。

 長田講師は 「質問はしっかりしていましたので、解っています。大丈夫」 と言って下さり、
安心して喜んだら良いと思いました。

 そして私の事で大きな体験を頂き、心が晴々したことがありました。
それは、私の心の中にある実母の思いが間違っていたことを、
息子が体調を悪くしてまで私に気付かせてくれたことです。

 実家は書店を営んでいましたので、私は母を手伝って助けたいと思っていました。
それは長女として出来るだけの事をしたいと思い、またそれが普通だと思い込んでいました。

 ところが潜在意識の中に寂しく、かまってもらえない悲しい思いがあったことを
講師の方のご指導で気付かせて頂けました。

 今私は息子に充分世話が出来、子供とゆっくり信仰の話をし、
食事を一緒にし、親子でこんな時間があり、幸せと感じていますが、
母は忙しく、家族や使用人があり、同じ事が出来なかった。

 本当は今の私が息子にしている事をしたかった。愛を充分出したかったが、
出来なかったのだと解らせて頂き、母は辛かったと解り、
これが解ったのは息子のお陰と思いました。

 何か心の底から晴れやかになれない物があったのが、すっきり明るくなれました。
一回より二回と練成を重ねて受けることにより、学ばせて頂き、喜びを頂けると思いました。

 「私は神の子」を頭脳的把握、感情的把握、最高の全生命的把握まで進んでいきたいと思っています。
その為にはあと何回練成を受けたら良いか解りませんが、出来る限り参加していて、
全生命的把握を得たいと思っています。

帰りまして、妹にも友達にも私の体験を話して宇治へ一緒に来られたらと思います。


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