1567別居を強いた夫は観世音菩薩様だった

3月女性のための練成会体験感想文

 夫婦不調和で参加しました。結婚十年目を迎えるにあたり、まさかの別居状態。
会って話す場もないまま時を削るだけの日々が続き、考え過ぎた頭が疲れ、心も弱り宇治へ来ました。

 榎本講師を囲んでのQ&Aで、「結婚はしたいけど魂の伴侶、半身かどうか解らない」
と質問する若い女性がいました。
榎本講師は 「どうしようか迷う相手はおやめなさい」 といつもおっしゃるとのことです。

 そもそも結婚相手を自分の魂の半身と思う純粋な心、必ず出逢いたいと願い、信じる姿に
感動と衝撃を覚えました。

 そして確かに私が夫と出逢い、お互いの心が一つになったピュアな時を思い出し、
何かに突き動かされるかのように意思よりも先に事が運ばれて夫婦となったあの時、
二人の中で結婚すると当たり前に決まっていたからどんな状況も困難も何の障害にも感じず
結婚という形が整っていったのでした。
今思えばまさに天地動いたとしか説明がつきません。
忘れていた心の記憶が蘇り、胸が熱くなりました。

 宇治に来て夫婦は一つの生命と言われても、これだけ対立し、お互い相手が悪いと思っていると、
他人としか思えなくなってきました。 他人であるから今の状況の説明がつくのです。

 急に 「生命が繋がっていて、一度も離れた事などない」 と言われても、
どこか窮屈な自分がいました。
しかし、「そうだ、魂の半身だったのだ」 と心底そう思って結婚し、愛し愛され、
尊敬し合う私達だったではないか。 そうだ、あの日から神様のもと、
私達は生命が一つになっていたのだ。今も一度も離れたことなどない。 
夫は私の中にあるのだから、夫の思い、願いも私の中にある。
だから自分に解決出来ない問題など何一つないのだ。

 さすが私の夫。 魂の半身だと納得せずにはいられません。
何故なら、夫が私を突き放し、別居という極限状態、夫婦危機になったからこそ
私は神の子の自分、本当の自分に目覚めたのですから。

 今までの我が強く感謝の思いが足りなかった自分に気付きました。
夫は私の業を消す観世音菩薩様だったのです。 感謝しかありません。 なんて有難い。

 これからは神の子として生まれ変わった私ともう一度結婚してもらい、
新婚生活を始めるつもりでいきます。 夫は私に変わって欲しかったのです。
これほどまでに夫の愛を感じたことはありません。

 感謝の思いを行動に変えて夫を、子供達を、家族を幸せにしていきます。
神様、ご先祖様、父、母の愛、導きに感謝しています。


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