1458トントン拍子に結婚成就


練成会礼状

 私は昨年9月の結婚練成会に参加した者で、お礼を申し上げたくペンをとりました。
結論から言いますと、あの練成会を受けて以来、トントンと結婚話がまとまり、
私は今年の一月に結婚出来、更に現在妊娠五ヶ月となりました。

 昨年の今頃は、一年後の自分がこんなにも幸せになっているとは思っていませんでして
本当に驚きと喜びでいっぱいです。

 昨年、私は自分が二人姉妹の長女であることや、婿取りをする必要があることから、
自身の結婚がどうなってしまうか悩んでいました。
長年お付き合いのある男性は長男の上、私達は遠距離恋愛でしたので、
もしこの方と結婚するなら私は嫁ぐのだと意思を固くしていました。

 私のその思いは母に通じず、「婿養子」でなければならないという制約で、
私は毎日母に反発し、「三十歳を超えた今、結婚するのも難しいのに婿養子なんてもっと無理!
私に独身のままでいて欲しいの?私の幸せはどうでもいいの?」 と訴えて泣く日々でした。

 母は、「あなたは自分が幸せならそれでいいの?」 と私を責め、
私は 「母親なら娘の幸せを考えるのが普通やろ」 と怒鳴り返すのが
定番のセリフとなっていました。

 そんな時、宇治からの手紙で、「結婚練成会の案内」があったため、
「絶対に参加しよう」と思い、待ちに待っていました。

 宇治の短期練成会には何度か参加したことがあり、早朝行事も心が洗われるようで、
大好きだったので、全日程参加しました。

 練成会では 「父母への感謝が幸福な結婚につながる」 ことを講師の方々が話して下さいました。 
私は内心、中々難しい事だと思いました。

 そこで今目に見える事ではなく、昔私が1~2歳頃の写真に写っていた母が、
私を優しく見つめてくれたり抱いてくれていた様子を思い出し、 「私は愛されていたんだ」 と
まずは自覚することから始めました。

 練成会全日程を通して私はよく眠り、食べ、気持ちがスッとするのを感じました。
他の方の体験談を聞き、衝撃を受けたり感動したりと、あっという間に日程が過ぎていき、
最終日、私はふと榎本講師に相談させて頂こうと思い、講話中抜け出し、
無理を言って相談にのって頂きました。

 榎本講師は、「結婚するなら 『結婚する!私は結婚する!』 という意思をもって」とおっしゃい。
 「跡継ぎ問題はどうにかなるから、とにかくあなたが結婚するのが第一!!」
と背中を押していただけました。

 練成会後は家に帰り、練成会の時のノートや本を読み、結婚への意思をかため、
(末一稲荷様にも結婚成就のお願いをしたのだから大丈夫)と信じて過ごしました。

 ある時、彼から電話で 「僕がそちらへ婿養子として行ってもいいよ」 と言われ、
その時は私自身、彼がまさかそんな事を言って下さると思っておらず、パニックになり、喜びました。

 後日、彼は正式に私の実家に来てくれて、親に結婚のあいさつをして下さり
婿養子に入る事も申し出てくれ、親は喜びました。

 以降、トントン拍子に十二月に両家顔合わせ、一月に挙式、四月から同居し、
六月下旬に妊娠が発覚、来年二月に出産というスピーディーな幸せな展開となりました。
夫も私の母の勧めで地元の生長の家の行事に参加してくれたりと、
生長の家に理解を示してくれています。

結婚練成会を受けてからというもの、私の人生は変わりました。




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