1150祈り合いの神想観の時見た神秘な光とその後の不思議な体験

 

今回の宇治の練成会に参加しようと思った理由は二つあります。

 一つ目は3月9日に祖父が胃の全摘手術をしたのですが、82歳という年齢もあり、
当時予定されていた手術の通りにいかなくて、退院までの日数が一ヶ月くらいと
言われていたのが2~3ヶ月かかるだろうと先生が仰っていたのを聞き、
少しでも早く元気になってもらえるように宇治で神癒祈願を出して
お祈りしようと決めていたからです。

 もう一つの理由は、先月の宇治の一般練成会に4日間参加させて頂き、
とても楽しかったので、もっと真理の勉強をしたいという思いが強かったからです。

しかし、一日目に 「左側に人がいるのが怖い」 という、たまに感じていた原因不明の感覚に陥りました。

 すぐに山口先生に相談すると、
「何かトラウマがあるのではないか。でも、そんなに気にしない方が良いよ」と答えて下さいました。

 気にしない方が良いと分ってはいるのですが、やはり気になってしまい、
この恐怖の原因は高校一、二年生の時に感じていた孤立感と、当時の心境なんだと
気が付いてしまいました。

 「せっかく宇治に来たのに、どうしてこんな事を思い出してしまうのだろう」
という思いで頭がいっぱいになって、ついに祈り合いの神想観の途中で抜け出して、
「もう帰りたい」 と思いながら祈りの間に入って泣いていました。

 泣いて少しスッキリした時に、ふと神想観をしようと思い付きました。
その時の神想観は、今までの暗い感情を洗い流してくれました。
そして、「自分は神様に愛されているなぁ」と思い、元気になることができました。

 祈り合いの神想観中に額付近で何かがぶつかっているような感覚になり、
ためしに少し上を向いてみました。
すると、額から勢いよくその何かが抜けていくような感じになり、
目を瞑っているのに瞼の裏に、まるで蛍光灯を至近距離でみているかのような光が
差し込んできました。

 次の瞬間、ここは実相世界なのかと半ば意識が薄れていく中、
今まで感じたことのない喜びとともに時間が経っていきました。

 そして目を開けると、長年悩んでいた花粉症が治っていました。
他の人の良いところを抵抗なく讃嘆できるようになりました。


 祈り合いの神想観中、祖父の実相が顕現して、うどんを大盛り食べている姿を想像していました。
そして祖父は手術後どうしているのか、お母さんにメールを送って聞きました。

 返事の文章には、手術から4日後から水やお茶が飲めるようになったと書いてありました。
手術後にあった話では、少なくとも一週間は管を繋いでそこから全て補給することになるだろうと
言われていたのに、たった4日で自分で水を飲めるようになっていて驚きました。

 「神癒祈願した甲斐があった」や「祈り合いで祈っていた甲斐があった」
などとすぐに自分尾お陰もあるやろうと思いました。

 すると、急に「吾が業は吾が為すにあらず」頭の中に出てきて、
「そうか、僕は神様とのパイプ役をしただけで、神様が全てを癒して下さったのか」
と思い直すことが出来ました。
18 日から食べることも可能になったそうで、驚くべき快復力だと思いました。

 今回の練成会の講話の中で心に深く響いた言葉が二つあります。
「全てのものは神様の愛の結晶」という言葉と、
「あなたが喜んでさえいてくれたら、それだけで満足」という言葉です。













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