1121物事に法則があることを実感し、人生が楽しくなった

 

私が伝道練成に参加した動機は、母に「十日間練成のついでに参加してこい」と言われたからです。

 私は十日間練成で人生が一変するような体験をさせて頂きましたが、
伝道練成でもまた違った体験をさせて頂きました。それは伝道実修でのことです。

 十日間練成を受講する前ならば、生長の家のタスキを掛けて
道端で『甘露の法雨』を読むなんて、人の目が気になってとても出来ませんでした。

 しかし、十日間練成会での素晴らしい体験により、私はとてもすごい事しているんだと思えました。
むしろ、もっと自分を見て「生長の家を知ってもらえれば」と思いました。

また生長の家の相手に対する想いの深さも改めて実感しました。

 断られたら普通は「あなたのためにやっているのに」みたいなことを考えてしまいます。
それが生長の家では相手を拝み、そして感謝を込めて『甘露の法雨』を読みます。
なんて素晴らしいんだと思います。また、私にとって伝道することの楽しみもありますが、
もっと楽しいものを見つけました。それは、この世の法則みたいなものが目の前で起きている
ということです。

 十日間練成や伝道練成で学んだことがどんどん現れています。
例えば「悦び」についてです。今までの私なら、相手の好意を断ってしまうことがありました。
何故かというと、相手に対して遠慮してしまうからです。
これは相手を思っての行為なので好い事をしていると思っていました。
しかしそれは相手の好意を拒んでいることにより、せっかくの愛ある行為を
無駄にしているんだと教えて頂きました。

 確かに伝道でも断られると、なんだかちょっぴり寂しいですが、
どんな形でも受け取って頂くとやっぱり嬉しいものです。
このようなことを学んでから後に起きる出来事は身に染みて感じることが出来ます。

これからはどんな小さな行為でも相手の愛ある行為は受け取ろうと思います。


 普段では思い付かないような事を生長の家では沢山学ぶことが出来ました。
ですが、それでも知っている知識は全体の1パーセントくらいだと思います。
たった1パーセントでも見える景色が180度変わりました。本当にすごいことだと思います。

 考え方が変わってから、ここ宇治の素晴らしさをビシビシと感じます。
去年の夏の大祭では何も感じなかった私がここまで変わるとは思いもしませんでした。

 特に宇治で働く全ての人には頭が上がりません。
それはこの宇治にいるだけですごい事なのに、悩みを多く抱えている方々のために働き、
日々努力をされていることです。

 研修生の方々も本当にすごい事をしているんだと実感しました。
理由はどうあれ、人それぞれ自らここに残り、献労実修、勉強をされてます。

 宇宙のどっかにある銀行へは徳積みし過ぎてパンパンなのに
まだ増やそうとされ本当に素晴らしいと思います。

 尊敬しています。皆さんすごいのですが、更にすごいのは講師の方々だと思います。
研修生の方が言っていました。練成で起こる奇跡は講師の方々が神様やご先祖様の
パイプ役として働いているから起きる事だと。
そのパイプ役になるには普段から神様やご先祖様との波長を千パーセントくらい
高めないと出来ないような気がします。
私の知らない所で血の滲むような努力をしているような気がします。
もう講師の方々に足を向けて眠れません。私もこの宇治の練成で救って頂きました。
本当に有り難うございました。私はこれから救って頂いた代わりに恩返しをしたいと思います。

 生長の家で奉仕をする事だけが恩返しだとは思いません。
周りに悦びを与えること全てが恩返しだと思います。
皆さんと進む道は違えども、頑張りますのでお世話になる時は可愛がって下さい。
十二日間という短い間でしたが、本当に有り難うございました。




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