1102聖経を誦(あ)げると、犬も鳴き止んだ

11月幸福な結婚をするための練成会 発表日:H26.11..23

 伝道練成会一日目、この日は雨でしたが、気分が良く、
非常に晴れやかな心境で伝道をスタートすることが出来ました。

 今までは聖経は、ただ書いてあることを読んでいるだけという感じでしたが、
この日は一文一文の内容がスルスルと入って来て、その内容の情景が頭に浮かび、
聖経を誦げているだけで、ただただ楽しく、心から一軒一軒祝福することが出来て、
とてもいい一日目となりました。

 二日目は、二軒目のお宅に犬がおり、一緒にまわっていた山口先生が
「犬の方が聖経を聴いていて、吠えていても、すぐ鳴き止むんだよ」ということを言っていて、
内心、半信半疑でしたが、私が神招歌を唱え始めると、犬の吠える声がだんぜん大きかったのに、
本当にすぐ鳴き止んだのでビックリしました。

 また、聖経を誦げている間は、さっきまであんなに吠えていたのに一度も吠えたことがなくなり、
聖経の力を改めて実感しました。

 午後は、良い景色の中、気持ちよく清掃が出来、また初めて宇治神社で聖経を誦げることが出来て、
この二日目も充実した一日となりました。

 私は今月、研修生として二ヶ月目を過ごし、その中で一番印象的だったのは落ち葉掃きです。
掃いても掃いても落ちてくるのですが、その落ちてくる葉っぱが美しく、つい見とれてしまい、
毎日紅葉に癒されながら、心も体もリフレッシュ出来る充実した献労でした。

 先月の長田先生との面談では、私は研修生として一ヶ月を過ごしたけど、
何も変われてない気がするということを言いました。 その時、長田先生は、
「そんな実感はなくてもいい、研修行事を一つ一つ積み重ねていくことが大切で、
必ずこの一ヶ月やってきた事は無駄なんかじゃなく、ちゃんと積み重なっているんだから、
このままでいいんだ」
ということを言ってくれました。

 だから私はこの二ヶ月目は、ただただ楽しんで研修行事をやっていこうと、その時決意し、
浄心行の誘導係り、一般練成会での感謝行の先導など、
初めての経験を沢山させて頂き、研修生として過ごす日々が毎日楽しくて、
いま研修生として過ごせていることを幸せに感じながら二ヶ月を過ごすことが出来ました。

 心境の変化としては、今まで取り越し苦労しかしてなかった自分が
なんとなくもう何も心配なんかしなくても一番いい道へ導かれていくしかないんだ
思えてきたところです。


 これからは、その気持ちを忘れず、残り少ない研修生活の一日一日を大切にして
過ごしていきたいと思います。


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