1083, 「感謝の祈り」は遠方の妻へちゃんと届いていた!  

11月一般練成会 発表日:H26.11..20

 私は先月にて嘱託が満期になり、退職しました。
住宅会社のクレーム担当だった私は責任者だった頃より寝付かれない時は
アルコールに頼って寝ていましたが、六十歳くらいより量が増え、
今では休日など朝からアルコールを口にするようになり、
完全な依存症だと思えます。

 十一月より仕事をしなくてもよくなりますが、アルコール依存症はそのままのようなので、
これではいけないと思い、二十二年前に行ったことのある宇治の練成に行き、
アルコール依存症を緩和すると共に、これからの将来を見据えようと思い立ち、
参加させて頂きました。

二十二年前とすっかり変わった宿泊施設に大変驚きましたが、立派になっていて安心しました。

 最初の三~四日はとても長く感じられました。
ふだん何十年と朝食なんか食べた事がなく、休日は十時頃まで寝ていた私が、
朝四時四十五分に起き、また朝食もおかわりをしているではありませんか。
結局十日後に体重が三・五キロも増え、下痢していたお腹も、逆に便秘ぎみになっていて、
体は絶好調です。ありがとうございます。
夜の寝つきも初日は大変悪かったのですが、徐々に良くなっております。

 私には重度の障害を持った二十二才の長女がいまして、
祈り合いの神想観をしている時、長女の事を思い出して、
これは是非とも娘を連れて来なければと思い立ち、
八日目に私は一時家に帰り、夕方までに連れて来て、
三日間参加させようと考え、自分でも素晴らしい考えだと自負していました。

 その日最後の受講後、就寝前の時間、私は携帯電話で家内に伝えました。
家内は大喜びして賛成してくれると思っていました。
ところが答えは 「ダメよ、ダメダメー、何言ってんの、お父さんだけで充分です」
「・・・で、でも、いい考えだろ?」 「ダメです。私達を巻き込まないで~」 と言う。

 ムカ~っとした私は布団にもぐり込んで三十分くらい悶々としていましたが、
ハッと思い出しました。

 「ついさっき長田先生より教えてもらったばかりではないか、
“しまった~” 業のネジを巻いてしまった~ 緩めるにはどうしたらよいのか~」を思い出し、
布団の上に正座したつもりで 「家内は神の子です 円満完全」と何回も祈りましたが、
私がまだ祈りに未熟者のためか通じない感じで、私の心も治まりません。

 次に、言葉を変えて家内に 「ありがとうございます、ありがとうございます」
と顔を浮かばせて何回も祈りました。
そうすると、やっと私の心が落ち着いてきて、安らぎを覚えることが出来ました。
感謝です。ありがとうございました。


 次の朝メールで 「おはよう、昨日の件は忘れて下さい」 と伝えましたが、
昼に返信メールが来ていて、それには 「暖かくなったら連れて行ってね」 とありました。

祈りが通じていました。感謝、感謝でした。心に大きく安らぎを覚えた次第です。

 二十二年前、練成に参加させていただいた後、「毎日神想観をします」と決意したように思います。
しかし、現象の雑事、雑念に負けたのか、出来たのは数日のみでした。

 今回の練成を契機に、今後は時間がとれそうなので、意志弱く忘れそうになったら、
短期でもいいし、何らかで宇治の聖地に来て、三正行を継続する決意です。


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